総務省、次のターゲットはサブブランドのワイモバイルとUQ

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総務省がモバイル市場の公正競争促進に関する検討会で、おかしな方向に話をすすめそうな感じがする。

 大手キャリアのサブブランドは優遇されていないか、2年縛りが自動更新されるのは問題ではないか、はたまた中古端末が流通しづらいのは何故か――そんな論点で日本の携帯電話市場を論じる有識者会合「モバイル市場の公正競争促進に関する検討会」の第1回が総務省で開催された。

サブブランド以外の独立系のMVNO/格安SIMの言い分もわからなくないけど、キャリアから回線を卸してもらって商売している以上、帯域にお金をキャリアに使わないと通信速度が遅くなるのは当然だと思う。

UQモバイルは格安SIMだけの会社ではない

auの回線を卸してもらっているの格安SIM会社の言い分は妥当ではないと思う。今回総務省にUQが優遇されていると訴えている会社よりもUQの方が多くお金をキャリア(au)に払っているのは間違いないだろう。

UQは自前でWiMAX2を整備・運用している通信会社でもあるので、通信の収入がある。さらにauに対してバンド41の帯域を貸出して、接続料を受け取っているのだから資金面においてはMVNO事業単体の会社よりも有利、対auの取引においても密度が高いという点で有利になるのは仕方がないことなのではないかと。

ユーザー視点だと速度が速いのはメリットなんだから、そのメリットを享受できる業者を選ぶのが当然、速度が出ないのは借りる帯域が原因にも関わらず、ユーザーを増やしてるんじゃないかと。

UQモバイルも私が契約当初は30Mbpsくらい平気で出ていたが、最近は10Mbpsくらいに落ちてきていて、1年で速度が1/3くらいまでに落ちてきている。

それでも十分に速いのは充分な帯域をキャリアから借りて運用をしている証しだと思う。

この議論続けるのはMVNO市場、MVNO業者に不利

サブブランドが優遇されているのでは?論を続けると、格安SIMはコストは安いけど通信速度は遅いということを暗に認めることになってしまうと私は思う。

特にdocomo系のMVNOと比べてau系のMVNOが少ない中で、UQモバイルが混雑する昼休みの時間帯も速度が落ちず、auの子会社・auのサブブランドだから優遇されているのでは?なんて吠え続けたら、ユーザーがUQモバイルに流れてしまうにきまっています。

私はこれまでIIJ mioのデータ通信SIMをずっと使っていて、通信速度がどんどん遅くなって本家docomoのSIMと速度があまりに違いすぎるので、UQ mobileのデータSIMをしばらく使って試しました。

その結果、充分な速度というかdocomoのSPモードで使っているよりも速いことがわかったので、メイン回線をUQ mobileに変更しました。

現状かなり満足度が高いので、このままずっとUQを使っていたいと思っています。

だから総務省がおかしな規制をauとUQ mobileにはかけないでもらいたいです。

格安SIM/MVNOの敵はシンプルプランとauピタットプラン

独立系の格安SIM/MVNOを苦しめているのは大手2社が出してきた料金プランだと思う。

docomoはシンプルプラン、auはauピタットプランでテレビCMも投下量が多いので、大手キャリアの既存のユーザーで通信量が多くない人は気になるところだと思う。

特にauのauピタットプランは通信が従量制になってしまうが、通信料が少ないユーザーはかなり毎月の料金が安くなると思う。

この2つのプランにソフトバンクが追随してこないのは、すでに似たようなプランをY!mobileで展開済みだから。
Y!mobileは厳密にはMVNOではなくて独立したキャリアだけど運営会社はソフトバンクと同じだからややっこしい。

ということは、格安SIM/MVNOに対して先手を打ったのはソフトバンクで、docomoとauが追随した形になる。

Y!mobileはソフトバンクから回線を借りているわけではないし、ソフトバンクとほとんど同じネットワークで運用されているのだから通信速度が速いのは当然。

となるとサブブランド問題をしつこく追及されるのはauとUQ mobile。
UQ mobileは格安SIMだから他のMVNOと似たようなプランを展開する羽目になり、やり玉にあげられているんだなーと。

ユーザーからしたら高品質の高速回線を安価に提供してもらえるので、UQ mobileの評価はとても高いですが、auにとっては悩みの種になっていると思われます。

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